このレビューはネタバレを含みます
クリスマスから年末年始にかけて観るのに丁度良い映画だった。
孤独な3人それぞれの苦悩と葛藤を通じて、信頼関係が生まれていく様子に心温まった。
先生を斜視に設定した理由は、単に外見の貶される要因を増やしたかったからではなく、"色んな角度から物事を見ることの大切さ"を表現しているのかなと思った。
その人の過ちや社会的地位、素行などから、"あいつはこんな人間だ"と決めつけて爪弾きにしてしまうのではなく、その人を違う視点からも知ることで、見えてくる真実もある。
「どちらの眼を見て話せばいいか分からない」
という生徒の質問に対して、ラストで先生が
「こっちの眼を見ろ」
と、一方の眼を指差す。
相手をよく知り、よき理解者となった、真っ直ぐ見つめる綺麗な眼だった。
自分も社会に出てからは特に、性格が悪い人とは極力関わらないようにしようとしてきたが、その人を違う角度からも見てみようと思えた。