いやよセブン

剣のいやよセブンのレビュー・感想・評価

(1964年製作の映画)
4.0
原作は三島由紀夫で、彼の生き方が垣間見える。
主人公(市川雷蔵)は剣道に全身全霊を捧げている。
四段で、新しく主将に就任、秋の大学選手権の団体戦で優勝させると部員を鼓舞していた。
同級生のライバルがいたが、主人公ほどストイックではなく、普通の大学生活をエンジョイしていた。
大会に備えた夏の合宿で事件が起きる。
白黒映画で、市川雷蔵の俳優としてのスケールの大きさが感じられる。