その時俺は、太陽の本質を見た―。
団体優勝を目指し、練習に明け暮れる剣道部主将。
高潔さと厳格さから一目置かれる一方、ライバル視する者も。
合宿での些細な出来事が、取り返しのつかない事件へ発展する。…
/
壁に向かって正座40分🕛
\
三隅研次監督の市川雷蔵作品は闇が深すぎる。熱血剣道映画かと思いきや、人はどんな信念を持ち、どう生きて死んでゆくのかというお話だった。色んな意味でびっくり映画。
…
三隅研次監督作品 市川雷蔵主演
剣道部主将を務める好青年の闇…剣の世界しか見ない男と周囲の衝突を描く
三島由紀夫の小説を読んだ雷蔵さんがすぐ映画化に動いたという今作!
厳しい主将と部員達の衝突をこ…
始まりから終わりまで三島由紀夫。
剣、男、汗、海、死。登場するモチーフが全て三島すぎる。楽しかった。
純粋であり忠義の心を持つ国分。彼にとって剣が全てであり、誘惑には絶対揺るがない。単純であるが堅…
このレビューはネタバレを含みます
堅物の剣道部キャプテンが自分の正しさを示そうする話。
市川雷蔵がかっこよくて面白かったが、話としてはどうかと思う。
死んでしまっては、雷蔵に着いてきた後輩は報われないだろう。
それともみんなが海…
主将に対する部員たちの並びはまさしく将軍と家来の構図に他ならず、今作は現代劇だがそういう厳粛さは損なわれていない。罰として正座をさせられる川津祐介の背後で数多の足が蠢くショットは、彼の怒りが立ち昇る…
>>続きを読む