公開当時に評判がよろしくなかった作品なのでハードルは下げて鑑賞。本作の不調で監督のデヴィッド・ゴードン・グリーン監督は次回作からの降板が決定…。
ハロウィンのリブート版の1作目と2作目は良かったけど、3作目は何だかホラーに飽きたようなやる気がないような感じだったので、本作の監督が決まった話を聞いたと時に大丈夫か?と思ってはいました(笑)
監督かプロデューサーかは忘れましたが「この作品はエクソシストの正統続編でありながらエクソシストのインスパイアとオマージュに溢れています」との事でしたが、あまり1作目の色が出ているようには私は思いませんでしたね…。
子どもがいなくなって親の焦燥は分かるけど、親同士の対立は要らんと思うし見つかるまでが全くハラハラせず長いと思ったくらい…。
明らかに帰って来て娘が変なのに行動に移すまでも長い…あんなに娘を心配したなら藁にもすがる思いですぐ何か行動に移すのではないかと思いますが…。
取り憑かれた時の不気味な様子はエクソシストだなと思う。1作目もそうですけどやっぱりこのシリーズは子役の演技に助けられているのもありますね。
約1時間であのテーマ曲が流れてやっと本題に…。教会が信じない悪魔祓いを認めないのでは話にならないは現代の教会への皮肉なのかな。
結局のところ人を救えると信じる事が全てで、誰にでもその力はあるというメッセージ性なのですかね。
あれだけ手強い悪魔が結局のところ何がどうして祓えたのか弱い…。
悪くはないけどやはりエクソシストの正統続編と銘打った割にはインパクトが弱すぎた印象。次回作に期待したいと思います。