アダム・ドライバーがかの有名なフェラーリ社の創業者エンツォ・フェラーリに扮し、社の命運を懸けて挑んだ1957年のレースの真相を描くドラマ🏎️
原作はブロック・イェーツの著書「エンツォ・フェラーリ 跳ね馬の肖像」📕
フェラーリの伝記というよりは、私生活と会社経営で窮地に陥った59歳のエンツォの姿をピンポイントで描く話だった🤔
だいぶ老けメイクでいつもと印象違うアダム・ドライバー!
現在40歳で実年齢よりだいぶ上の59歳を演じてるけど、違和感なく観れるし、流石の演技力😌
『フォードVSフェラーリ』ではレースの常勝と描かれてたフェラーリ社が、こちらでは挑む立場!
会社が赤字経営で、残された道はレースに勝って車を売ること🏎️🏎️🏎️💨
追い詰められた状況で、イタリア全土1000マイルを縦断する過酷なロードレース「ミッレミリア」に起死回生を図る展開は手に汗握る💨
それだけじゃなくて、妻と愛人の間で私生活のゴタゴタも描かれてて、むしここっちがメインくらいな感じもある❤️💔
妻であり、共同経営者でもあるラウラを演じたペネロペ・クルスの貫禄が凄かった🫨
相変わらず美しいのはもちろんのこと、ズカズカ歩く歩き方や話し方でしっかり年齢を感じさせるのが凄い。
登場と同時に夫に銃をブッ放すクレイジーさや、亡き息子への想いや愛人の存在への対処、どのシーンも場を攫う存在感👏
単なる妻ではなく長年共に会社を経営して来たパートナーとしてのラウラが、愛憎という感情だけに捉われない最後に示した行動がトドメの一撃だったわ🥹💵
レースではなく人間ドラマがメインの作品かと思いきや、終盤想像以上に過酷な当時のレースの現実が描かれて、衝撃を隠せない😨
軽くトラウマ😭
正直ストーリー運びや映画の着地の描き方というか、全体のバランス感が悪い印象でスコアが低いのもなんか分かる作品だったけど、見応えはある作品だったし、元々アダムとペネロペ目当てで観に行ったので、そういう意味では大満足な作品であった🥹
あと、パトリック・デンプシーが契約レーサーの最ベテラン役で出て来て、相変わらず爽やかセクシーだった🤤