オンライン試写にて
ベラルーシ政府がEUに混乱を引き起こす狙いで大勢の難民をポーランド国境へと移送する<人間兵器>とよばれる策略に翻弄された人々の過酷な運命を、シリア人難民家族、支援活動家、国境警備隊の青年など複数の視点から描き出す群像劇。
生きるために命懸けで亡命する人々
起こるかもしれない脅威を排除しようとする人々
そこにある命を助けようとする人々
人種や宗教が違っても人間であることは変わりなく、一つ一つの命は同じ重さだというのは妄想なのかもしれないと思ってしまう位の昨今の世界情勢を考える。
恐怖と憎しみの連鎖、現実が重くのしかかる。
少しだけ未来に希望が持てる描写があったのが、救い。
@FansVoiceJP