弱い者でも心の強さや繋がりで強くなれるよみたいな話だった
ドッグマンっていうタイトルだけ聞くと少しばかばかしく感じるけど、かなり心に刺さるものがある作品でした
ドッグマンことダグラスがずっと心を寄せていたサルマの舞台を見に行って、周りの観客がスタンディングオベーションしてるなか車椅子のまま涙しながら人一倍手を叩く、スタンディングオベーションって起立してしまうほどに感動したみたいな意味合いだとおもうんだけど、起立することは出来ないけどあの観客の中で誰よりも感動して誰よりも賞賛できていたような気がする。
立つっていうわかりやすい動作がしづらいのにその感情が伝わる演出力とケイレブの演技力が素晴らしくて大好きなシーンでした。
冒頭の部分ではドッグマンって裏社会的にも人間的にもちょー強い人なんだろうなと思ってた(表面的なことしか分からないから)けど彼の生い立ちを知っていくことで強さというよりも弱さが分かるからこそ、後半になるにつれて彼の強さが別の方向性で存在してることが感じられました
人間は弱さがあるからこそ強い
※ワンコは1匹も死にませんのでご安心
