ぱりぱり

利休のぱりぱりのレビュー・感想・評価

利休(1989年製作の映画)
3.5
「為るようにしか為りませんから」と言う達観した利休と周囲が反対しようが朝鮮攻めは譲れないギンギラ秀吉

どの時代も文化、芸能は権力を持つ人によって良いように利用されてしまうんだな

利休は初め、何を考えているか掴めないように見えるけど、実は肝が座っている
一方で秀吉は威張っていながらも、本当は怖くて仕方がない

おじいちゃんになった三國連太郎って身体は大きいけど、大きい背中が寂しく見えて、こういう孤独な役が似合います