主人公の祖母の「夫が亡くなったとき、私は絶望して死にそうになった。だから家を出たの。子どもを捨てて…あなたの父親をね。どうしても耐えられなかった。あの子の笑顔や眼差しに夫の面影が重なって。ひどい母親…
>>続きを読むR02/04/20 鑑賞
余命3カ月と宣告された31歳の青年の物語。
死ぬ前にやる事全部やってやろう!みたいなエンタメ的な作品ではなく、主人公は淡々と時間を過ごしていきます。
何を感じるか、どう生き…
この映画を観た時に
'Ecce homo'(この人を見よ)という言葉が思い浮かんだ。
生命とは何か、を問いかけてくる。
美しい風景、教会、海、大切な人たちの写真…どこを撮っても美しく絵画的な描写が印…
凄くキレイな映画。
フランソワオゾンの作品は何作か観ているが、性の要素はこの監督自身もゲイであるように、非常に重要なプロットとなる。
命が枯れていくまでの時間の過ごし方。職業カメラマンは正に刹那の瞬…
病院で余命を告げられた31歳の主人公ロマン。恋人のサシャと同棲中。実家へ戻ると家族とは喧嘩ばかりしてしまう。薬はやめられない。サシャには「愛していない」と伝えた。少しずつ身辺整理を始めたロマン。自分…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
横顔の美しい俳優さんだなぁ、と思っていたらあのラストシーンのための横顔の美しさだったのかな。
悲しくて美しいエンディングだった。
そのまま波の音が流れるのも美しかった。
子作りのシーンはオゾンらしさ…
このレビューはネタバレを含みます
邦題に惹かれつつもあんまり期待せず観た。
余命3ヶ月と申告され、親にも恋人にも言えず。
祖母に告白できたのは救いだったと思う。
子供ができない夫婦の代わりに自分の体を預けるのはよいけど、がん遺伝…