感想川柳「儲かれば 環境、人命 何のその」
レンタル店でパッケージ借りでした。φ(..)
原発の燃料「イエロー・ケーキ」の真実を暴くドキュメンタリー。ウランはクリーンなエネルギーと言われてきたが、実は鉱石採掘の時点ですでに放射性物質を発生させているという。世界中の採掘現場を取材しつつ、隠ぺいされた真実を明らかにしていく…というお話。
イエローケーキとはウランを濃縮して核燃料として加工したもの。
驚きだったのはウラン鉱石から使えるのは1%程度で他は放射性物質として廃棄されていること。つまりウラン採掘場は掘った物をほとんど戻した巨大なゴミ箱です。(。´Д⊂)
ナミビアにある採掘場は経済を潤し、雇用も生み出してると言いますが、ウランはいつかは尽きるわけで、そしたら採掘会社は撤退して残るのは巨大なゴミ箱だけ。(;・∀・)
もちろん働いてる人も被爆しますけど、本人達はお金につられているのでお構い無し。( ´△`)もちろん防護衣なんか着てませんし、後々補償なんかも無い。
採掘会社はもちろん大儲け。新しい原発は世界で150基作られる予定で、ウランの価格はこの映画を作ってる間に20倍になったそう。ちなみに中国とインドだけで70基増える。(´д`|||)
清々しいほど「利権>環境問題その他もろもろ」だということ。Σ(-∀-;)