韓流の沼の中で
最近韓国語ばかり聞きすぎているため
少しは英語耳に戻すべく（笑）、
敢えて
あんまり好印象のないジョン・キューザックの
シンプルなラブストーリーを選択。
評価は高くないようですが、
あたしはこういうの好きですねえ。
というより
歳を重ねて好きになってきた？（笑）
彼女も、彼も、離婚直後。
周りから次の恋を勧められまくって
マッチングサイトに登録して出会います。
大きな事件は起きませんし
一途な運命の恋！という感じでもなく
30代後半から40代の
諦めやモヤモヤを飾らずに描いている感じ。
作中に
若さ弾ける子たちも出てきて
輝いているし、やっぱり未来が薫るし、
多分そばにいたら
一緒に若返る気持ちにもなれそうで
そこは本当に魅力的なんですけど。
「若いっていいなあ」という言葉、
焦りと微笑ましさの比率が
どんどん変わっていくんですよね。
そして
微笑ましさが勝つようになった日から
バトンを渡した後の
余力のランニングみたいに
また澄み渡る空を見上げる余裕が生まれて。
練習を重ねたり
ライバルのデータを集めたり
順位を気にしたり
必死に追い抜いたり追いかけたり
追いつかれたりすることから解放されて
今はただ
ビールを一緒に美味しく飲めれば
あたしの一日は完成（笑）
そんなビール世代に
ぴったりの映画じゃないかなと思います。
ジョン・キューザックも
前よりちょっと好きになりました（笑）
