いい映画ではあるんだけど、予告で「宇宙人」「宇宙人」って煽っておいて、深いい話にされても「コレじゃない」感の方が勝っちゃうんだよなぁ。
元々”Alien” という言葉には「宇宙人」という意味の前に「外国人」という意味があるし、
「X」という宇宙人と、日本に住む「外国人」を重ねて、差別や偏見を語るのは、良い話だけど、あまりにハッキリしていて説教臭く感じる。
「アメリカは『X』との共存を認めている」というのも「X」=「移民」と言っているようなものだし。
ラストのどんでん返しは、そうだと思ってたんだよね〜。
もう少し「ムー」な人にも、楽しめるシーンがほしかった。