お馴染みのガン・バレルなし。
綺麗なお姉さんたちが「くねくね」するオープニングタイトル、なし。
あの♪デンデケデンデンさえも…。
それでもちゃんと「007映画」になっちゃうんだから、ショーン・コネリーの存在感はスゴいですね!
筆頭ボンドガールを務めるのは、「ナインハーフ」でのミッキー・ロークとの絡みがひたすらヤラシかったキム・ベイシンガー。
ここでもそのヤラシさをちょいちょい発揮してくれてます。
ボンドにやたらツラくあたるMに「ジャッカルの日」のエドワード・フォックス!
ボンドと共に闘うCIAエージェント、フェリックス・ライターに「シャーキーズ・マシーン」のバーニー・ケイシー!
そしてスペクターの首領ブロフェルドに「コンドル」「エクソシスト」のマックス・フォン・シドー!
脇を固めるこの豪華な俳優たちを活かしきれてないのはちょっと残念ですね。
でも、 初めはさほど印象に残らなかったラニ・ホールによる主題歌は、いま聴くとすごく良い曲だな~♪