菅家しのぶ

知りすぎていた男の菅家しのぶのレビュー・感想・評価

知りすぎていた男(1956年製作の映画)
4.3
要人の暗殺計画に巻き込まれてしまった夫婦が誘拐された息子を取り返すべく大奮闘。ストーリーはありきたりに感じるが、むしろ、それはオーソドックスというべきなのだろう。だからこそ、終盤で『ケ・セラ・セラ』が歌われるシーンで、私は迂闊にも涙を流してしまったのである。シャレたラストカットも素晴らしい。