カトリナ

知りすぎていた男のカトリナのレビュー・感想・評価

知りすぎていた男(1956年製作の映画)
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音響効果と親子愛っちこっく。ケ・セラ・セラの曲は"なるようになる〜なるようにしかならない"といった具合に希望に絶望が入り混じるようなムードがあり酸いも甘いも怒哀を喜楽で表しているような…なんとも感慨深い歌である。声高々に歌い酔いしれたくなる(歌った)。ドリスデイママもジェームズスチュワートパパも息子ちゃんも「知りすぎていた男」という謎に満ち溢れたタイトルも良き。夫婦にとっての危機までの追い込み…瞬く間にふたりが巻き込まれ崖っぷちに立たされるまで、と一息、ラストシークエンスのオーケストラの盛り上がりまで掛け値なしの神様業。音でできているサスペンス。

もっと耳をすまして…いつかまた
優婉
P.S.ケセラセラと言えばメアリー&マックス!◎
カトリナ

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