長谷川真也

片目のジャックの長谷川真也のレビュー・感想・評価

片目のジャック(1960年製作の映画)
3.0
マーロン・ブランド唯一の監督作品は西部劇。『ゴッドファーザー』や『地獄の黙示録』といった作品でしか見たことなかったですが、若い頃もやはりいい男。

銀行強盗をしたマーロン・ブランド演じるリオは相棒ダッドに裏切られ、盗んだもち金全部持ってかれた上に自身は捕まり5年間牢獄。
5年後に再会した時はダッドは保安官になり、結婚して娘もいる。その娘とリオが恋仲に落ち・・・。

5年振りに再会した2人が、お互いの本音を隠しながら気を遣ってる感じがなんとも言えない気持ちになりました。マーロンブランドの存在感はやっぱり凄いですね。

そんな悪い作品ではなかったですが、マーロンブランドはこれ以降監督をしていないようです。
そもそも緊急でやらざるを得なかったらしいし、監督をやりたいという気持ちはなかったんでしょうね。