白人至上主義を標榜するKKKからミシシッピー州の黒人を守るべく闘った2人のFBI捜査官の活躍を描いた実話ベースの社会派ドラマ。
2020年285本目。
かなり骨のある、アラン・パーカー監督らしい社会派作品でした。なんだかんだこの辺りの歴史の知識がないので勉強になります。
それぞれのやり方で正義を通そうとするジーン・ハックマンとウィレム・デフォー演じる2人のFBI捜査官がどちらも魅力的なキャラで良かったです。あからさまな凸凹コンビのバディものが最近は多いですが、そういうのに辟易している人にはお勧めできます。方法論こそ違うもののバランスの取れたいいコンビでした。
サスペンス的な展開もかなり見応えがあって、最後の爽快感は素晴らしかったです。