アメリカの公民権運動、差別問題を鋭く抉り出す映画。素晴らしい
差別の背景にはどうしようもない貧困がある。置いていかれた南部、ホワイトトラッシュ。被害者意識が加害者を産む。いまだにこの問題をアメリカは…
若かりしウィレム・デフォーが若造扱いされていた。
社会派の映画って"教科書"になりがちだけど、本作は脚本が上手くて一つのフィクションとしても最後まで興味深く見た。
ひっでえ話だな、とは思うけれどこ…
64年あたりアメリカ南部の黒人差別ってこんなに酷かったのか。KKKの悍ましさ、外から来たFBIに介入させないように彼らと絡んだ黒人を次々と襲っていく。この作品ではFBI2人が正義感強めに描かれている…
>>続きを読むアメリカの黒人に対する迫害の物語だと思っていませんか?
違います。
あらゆる差別・偏見・迫害・攻撃・暴力・権利の不当な侵害が良くないっつってるんです。
昔のアメリカの白人悪いよな〜
じゃない。…
このレビューはネタバレを含みます
胸糞悪い人種差別が蔓延るアメリカ南部を正義のFBIがやっつけてやる映画。
当時のFBIなんて人種差別主義者の温床伏魔殿だったと思うんだが、本当にこんな素晴らしい正義漢がいたんだろうかという点でモヤる…
むかしむかしジーン・ハックマンがかっこいいと思ってた小学生だったなあと思いながら初鑑賞。
デフォーさまがこのときは若手優等生的エリートポジ!!
感慨深い。
ジーン・ハックマンの圧倒的存在感と有無を…
人種別の水飲み場のカットから燃え上がる建物の映像に繋ぐオープニング。ここでもう、重いテーマが明確に示される。
1964年の南部では白人至上主義者による差別がこれほど酷かったのかと愕然とした。黒人と…