ノラネコの呑んで観るシネマ

JUNK WORLDのノラネコの呑んで観るシネマのレビュー・感想・評価

JUNK WORLD(2025年製作の映画)
4.7
続編かと思ったら、前作の1042年前を描く前日譚。
停戦中の人類とマリガンが、放棄された地下都市で起こった異変を調査するために、女性隊長のトリス率いる共同チームを作る。
だが彼らに人間の女を食いたがる、マリガンの変態カルト教団が襲いかかる。
技術的には、前作とは比べ物にならないレベルで洗練された。
さすがにスタッフは増えた様だが、相変わらず主要役職は堀貴秀監督ひとりでやっている。
今回は全体が四幕に分かれた構造になっていて、第一幕で「?」となる部分が、それ以降で明かされてゆくカタチ。
内容に関しては何を言ってもネタバレになる系なんだけど、カオスな世界観は、ちょっと鈴木光司 の「リング」シリーズの三作目「ループ」を思い出した。
まあ仕組みは全然違うんだけど、よくこんなケッタイな話思いつくな。
キモかわいいクリーチャーや下ネタも前作同様満載で、下ネタはちょっと暴走気味かもしれんw
前作で主人公のパートンの脳が移植されたロボットの同型も出てくるが、名前はロビン。
これが前作のロボットと同じ個体なのかは、映画館で確かめてもうらうとして、これは絶対字幕版で観るべき。
未来語が可笑しすぎて「スイヨウドウデショウ」で吹いたw
ブログ記事:JUNK WORLD・・・・・評価額1700円
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