ノリが軽くなってしまった前作から監督が続投。なので本作も8作目までは継承されてた硬派路線ではなくコメディ寄りで話しもはみ出し物チームの活躍…。
前作からですけどベケットの息子の活躍もスナイパーをフューチャーしてもいないのでもはや山猫シリーズでやる話しなのかと疑問…。
今作からレディ・デスが秋元才加さんから藤本ルナさんに交代。秋元さんの妊娠とか諸事情で参加出来なかったんでしょうけどハマり役だっただけに残念。
藤本さんは13歳で女優を目指し渡米。英語、日本語、中国語を話し米国のグリーンカードも取得して何と詠春拳も出来る才色兼備で日本よりアメリカで売り出し中との事。
製作側もアクションが出来る女性を探したのだろうし、詠春拳の使い手だけにやはりアクションは秋元さんよりは確実に出来ていましら。終盤の格闘アクションの見せ場は良かった。でも…美人でもあるけれどやっぱりこの人じゃない感が…。
舞台がマルタでワールドワイドなのは山猫らしいと思うけど、やっぱりこのノリは違うんだよなぁ…。前作の仲間とワチャワチャしながら事に当たるチーム物のパターンへの路線変更を面白いと思った方は本作も楽しめると思います。
アクションシーンは緊張感と派手さはないけど、それなりには楽しめる内容。
日本語で話すシーンがありますが、珍しく日本語がちゃんとしてました。
もうブランドンのとスナイパーの話しというより主人公はレディ・デスでした(笑)
肩の力を抜いて観れるチーム物のB級アクションとしてはまずまずだけど…やっぱりこれはかつてのシリーズではなく山猫は眠っていますね(笑)
11があるとしたら監督の降板とかつての硬派路線への帰還をお願いしたいと思います。
あと秋元才加さんの復帰も(笑)