このレビューはネタバレを含みます
観てから2日程経っているのに引きずっている。
鑑賞中も辛すぎて休憩しながら観たので、観るならばメンタル元気な時がオススメ。
サバイバル映画なんだけど、信仰心、倫理観についてとても考えさせられる作品。
特に信仰。
「これは神から与えられた試練」
「毎日神に祈ったのになぜ神はこんな試練を与えたのか?」
「毎日神に祈ったから今もこうして生きている」
信仰心がない私には上記の思考があまりピンと来ないけど、後半部分の「俺はお前とは別の神が見えている」(うる覚えなので違うかも)ってくだりがもう泣きそうだった。
当時、遺体を食べて生き延びた事実がマスコミから叩かれたみたいだけど、あの場にいなかった人間が批判すべきではないと思う。
心情を想像しただけで辛すぎて発狂しそうになるので正直あまり考えたくない。
遺体に靴を履かせていたシーンが印象的。