＊追悼・ジェームズ・カーン…出演作過去レビュー
高級住宅街に、ヒリヤード夫人の家がある。夫を亡くして以来、一人息子のマルコムを溺愛する夫人だったが、そのマルコムももう成人である。母の干渉にうんざりしている様子だ。
ある夏の暑い日。マルコムは友人たちと旅行に行くため車を出そうとしていた。いつも通り夫人は渋滞などを心配し声をかけるが、マルコムは聞き流している。夫人は半年前の怪我が元で上手く歩けなくなっており、独りになるのが寂しかったのだ。ガレージに消えたマルコムを見送り、家の二階まで上がろうと屋内エレベーターに乗り込んだ夫人。そのとき、予想外の悲劇が起きてしまう。マルコムが車道に出るときに電気工事用ハシゴに接触してしまい、そのハシゴが電線を切断してしまったのだ。これに全く気付かず出発してしまうマルコム。いっぽう夫人は、突然の停電でエレベーター内に閉じ込められてしまい…
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「不意打ち」。
「風と共に去りぬ」のメラニー役で有名なオリビア・デ・ハヴィランドが主演。クーラーも切れてしまった猛烈な暑さの中、エレベーターから出られなくなったオバサマという役所。単に動けないだけでなく、さらなる悪夢も襲いかかってくるんですが……ま、ネタバレは避けましょう。 カーン御大がまだ知名度が低い頃の作品で、パンスト被って奮闘しています。
