有吉佐和子の原作は未読だが、80年代に水谷良重が加恵役の舞台版をテレビで観ていたので、物語の大筋は知っていた作品。
嫁と姑の対決話と見るのは間違いで、この時代は嫁にとっては旦那と同じくらい姑の命令は…
江戸時代、名家から医師に嫁いだ嫁役の若尾文子と姑役の高峰秀子。二人の間で医学の修練を積む華岡青洲役の市川雷蔵。
昭和42年99分増村保造監督作品。
林光先生の抑えた旋律の劇伴が、嫁と姑の静かな争い…
江戸時代に実在した外科医・華岡青洲が世界初となる全身麻酔による乳がん摘出手術を成功させるまでを、全身麻酔を検証するための被験者を引き受けようとする彼の母親と妻とともに描いた、増村保造監督によるドラマ…
>>続きを読むBS松竹東急にて観賞
若尾文子さんの嫁と高峰秀子さんの姑のバッチバチの対決が怖い。
しかも表立ってのバッチバチじゃないのが余計に怖い。
嫁に行かない人生で幸せだったと二人を見て来た妹が言うセリフも…
原作は有吉佐和子の同名小説の🎬化です。
労わりあい庇いあう、美しき姑と嫁・・その裏に渦巻く凄まじいまでの女の嫉妬と執念を描いた秀作です・・美しい姑に憧れて嫁いだはずが姑との間で壮絶な夫の奪い合いが…
このレビューはネタバレを含みます
内股についた数多の痣を見て微笑む文子で爆アゲ。痛みの証拠としての傷がそのまま愛の証拠になる。しかし麻酔=痛みを隠す技術の開発を追う映画においては、愛の証拠も見えなくなってくる。文子は盲目になるわけだ…
>>続きを読む過去鑑賞
有吉佐和子の本は好きで中でも
「1の糸」や[紀ノ川」が特に好きだった
この作品は市川雷蔵他役者達が
魅力的で良かったし印象に残ってる
ずっと後のことだがTVドラマでも見たがー役者は誰だか憶…