前作でも主人公リプリーからそういう様子は伺えたが、自分は黙っておいて「あとから自分が正しかったことがわかる」とでも言わんばかりに独断専行が非常に目立つ。
確かに、誰も話を信じなかった経緯はあるが、理解を示そうとしているクレメンスにも同じようにしていては結局のところ自身が最も恐れているであろうエイリアンとの”再会”の不安がなくなることは無いと思う。
それにしても、前作であんなに苦労したのにその希望が冒頭には既に消えてしまっているのは不憫でしかたない。
正直、「なんてことを…」と思った。
終盤の狭い通路を走り回るシーンでは、おそらくエイリアン視点となっていると思われるが、ちょっと唐突で意味がわかりづらい。
囚人のキャラクターなんかは割と好き。