内山拓也監督の新作観る
心病んだ母の介護しながら昼も
夜も働き詰めで何とか毎日過ご
してる彩人。親友大和の結婚パ
ーティーに向かう彼だが
皆の想いがブツブツで一つに繋がらない
感じ。物語があるとすれば彩人が中心に
なるのかもしれないけど彼の視点で動く
訳でもなく別の誰かでもないので多分監
督視点なんでしょうけどそれぞれのエピ
ソードや想いを繋げるのが上手く行って
ない様な気がするです
境遇違うので読み取れないわけではない
と思いますけど
理不尽な暴力に対しての怒りが極端に感
じる面も有って個人的な恨みでもあるの
かと思ってしまう。対警察です
警察描写がやや行き過ぎてるのかなと。
暴力行為の前段階を見落としてる可能性
もあるけどそれにしてもここ日本ですよ
ねと思うかな
劇中の皆は怒りを前面に出さずに内に秘
めてる。もっと怒っても良いはずなのに
トーン静か。静けさが秘めた怒りをより
露わにするという訳でもなかったのが私
的には残念でした
警察でない暴力が起きた後の対応が不自
然なのも警察の無力さの証明ならば一番
の怒りの矛先はそういう事かも
怒りを叫び続ければ伝わるものでもない
し難しいなとは思う