このレビューはネタバレを含みます
初の映画祭、第36回東京国際映画祭にて鑑賞✨
最高。
絵画が動くよう。
クリプトキノグラフィというみたい。新しい試みだけど本当に素晴らしい。好きです。
個人的にはアニメ界の印象派の登場というイメージ。
最近で一番推しの監督かも…!でも作品が少ないのが悲しい。監督は50歳らしいのであといくつかは作品がみられたらいいな…
アニメーション、絵作りだけでなく、ストーリーもいい。
冒頭シーンの表現も、親子喧嘩や団地の子どもたちの雰囲気、抜けている警察官も、最後のお祭り騒ぎも。
笑わせ方とドタバタ感、いろんな人たちが互いに影響を与え合って大事になって行くところにフランスのコメディらしさも感じられたし、とても面白かった。
無鉄砲な純粋さを持ったリンダ、まわりを振り回す単純で若いママ、妹に振り回される真面目な姉、抜けている警官、トラックの運転手とそのママン、団地の子供達。本当にみんな個性豊か。
なぜノーと言えないのかしらという内容の歌で、"Noと言った"の合いの手?が出てくるたびに笑ってしまった笑