ポスターの様子からハッピーでフレンドリーな作品なのかなと勝手に思い込んで、癒しを求めて観てみたらそれは初めの方だけでした。犬生(人生)もマシン生(?)もいい事ばかりはありゃしないという事なのか?後半はアンハッピーな画面が続きます。
本作のロボットは犬(人)の心の隙間を埋める為のお友達ロボットで、NYに暮らす独りぼっちの淋しい犬(人)が通販で購入した物。なんとなくインパクトが無く中途半端なロボットの夢を描いた作品で、作者は擬人化された犬とロボットの夢をどう描きたかったのかハッキリ解らないうちに終ってしまいました。
ストーリーも絵も期待したほど斬新さや夢が無いし、描かれる現実感覚も緩くて大人が鑑賞するには些か物足りない。アニメを時々やる日テレの金曜日夜9時では決してやらないだろうし、E-テレで昼間に放送するのが丁度良いと感じる作品でした。