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伝説の白い馬のhoteltokyoのレビュー・感想・評価

伝説の白い馬(1993年製作の映画)
3.5
ある嵐の夜、眠れない娘インディに母親ミッチェルが伝説の馬について語り始める。その馬は、銀色のタテガミをなびかせるサウラという馬であった。「伝説の馬」と呼ばれたサウラはとても美しく、賢く、プライドが高い。そんなサウラを飼いならそうとする一人のカウボーイが立ちふさがる・・・母親ミッチェルが話す物語は実在する話なのか?それとも・・・的な物語。

大自然の中を、語り部から「男」と呼ばれた若きラッセル・クロウが「伝説の馬」と呼ばれた馬を飼いならそうと奮起する。だがそこは野生の馬。飼いならされた馬とは違い、生きるための知識も違えば、危機管理能力も優れている。なんなら馬同士で対決し、殺し合いなどもあるわけだ。子供ができると、生きるための知恵として危険な人間や火薬の匂いを子供に嗅がせたり、動物の違いなどを伝達していく。まるで人間を所作を見ているような美しい映像が垣間見れる。というか、どうやって撮影してるんだこれ案件。

見とれてしまうのは、大自然にそびえる山々か?それともラッセル・クロウか?それとも伝説の馬、サウラか?共存を選ばない馬のせつなな物語。
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