がんさ

勝手にしやがれのがんさのレビュー・感想・評価

勝手にしやがれ(1960年製作の映画)
3.5
ゴダール!w

自動車泥棒が、なじみの女性の家に転がり込む、破滅的な日常のお話?大いに語弊有り。

〜〜〜

🔸ジャズ!

粗々しい印象だが、自由にやってやるんだという気概が伝わる。バックで忙しげになるジャズは、イメージを補ってくれる。

🔸ヒロイン

ヒロインがフランス!おしゃれ!のど真ん中に思えて、アメリカ人という設定がなかなか飲み込めなかった。

台詞を聞き返すシーンがあるし、印象的なインタビューシーンもあるが…汗

やさしい言葉をかけて、と言い合ったり、見つめてみても何を考えているのかよくわからないと率直に伝えていたり、

ドライさと青春が同居していて、好きだったかも。

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・答えの出ない問いかけや、意味のない言葉って何て尊いものなんだろう…

・不死になって死ぬという台詞が突き刺さったが、よく考えたら、肉体は死んでも、みなの記憶に残り続ける存在になるともとれなくはない?

・ジャンプカットが〜という記述をよく目にするが、けっこう不自然に感じた…間の違い?

・通りにぱっと街灯がつくところが、印象に残った。ここは街なんだな〜と改めて認識できた。
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・ルック1.0息遣いを感じた。
・シナリオ0.5
・役者1.0
・深度1.0歴史として、本作をしっかり整理したい。
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