ゴダール作品二作目ににして若干攻略法を見い出せたのか?「気狂いピエロ」よりも入り込めた。
と言うかこちらを先に観るべきだった。
兎に角いちいち絵になるし様になるしお洒落でスタイリッシュ!
一際アップのカットが目を引きとりわけジーン・セバーグのベリーショートのセシルカットや顔立ちの美しさ、そしてファッションが印象的で素敵だった。
今回はストーリー的にも理解し易くカットを繋ぎ合わせたテンポの良さ、衝撃的なラストの締まり具合もモヤモヤ感を感じることなかった。
例え難いベルモンドの浮遊感とでも言うか大人子供感とでも言うか、あの独特な雰囲気に気が付けばメロメロ。そしてあの仕草は反則レベル、、、
粋な会話術をもって視覚を充分すぎるくらい刺激し満足させるオシャレ度満点な作品だった。