中学時代に水泳部(補欠)のキチガイから借りた洋ピン、ダビングにダビングを重ねてボロボロのビデオ映像で見たスカルファックありのハードコアポルを思い出したり。
映画も映画について語ることも退屈でくだらなくて、映画にいまだ関わっているそいつらなんてダサくて臭いやつしかいないのに、それでも、そのどん詰まりの現実を嫌ほど理解したうえで「映画」を撮るしかないハーモニー・コリンは誠実な表現者。
これが映画の未来でも嫌がらせでもなんでもなくて、何もかも無意味で、映画も物語も人間もなんにもなくて、ただその色覚異常の画面しかなくて良かったよ。ゼロ(無)にいくら足しても引いてもゼロ。憧れるね。