▪️JP Title :「続 猿の惑星」
Original :「Beneath the Planet of the Apes」
▪️First Release Year : 1970
▪️JP Release Date : 1970/08/01
▪️Production Country : アメリカ
🏆Main Awards : ※※※
▪️Appreciation Record : 2020-759 再鑑賞
🕰Running Time : 95分
▪️Director : テッド・ポスト
▪️Writer : ポール・デーン、モート・エイブラハムズ
▪️MusicD : レナード・ローゼンマン
▪️Cast : チャールトン・ヘストン、ジェームズ・フランシスカス、キム・ハンター、モーリス・エヴァンス、リンダ・ハリソン
▪️Review
『猿の惑星』オリジナルシリーズ全5作、当時テレビロードショーで何度も何度も鑑賞しました。『猿の惑星』第1作があまりにも素晴らしい驚愕のエンディングで、評価も高く、興行的にも成功したんで、次々と続編が作られたんですね。。子供の頃には楽しく鑑賞してましたが、大人になって再鑑賞すると、第1作目があまりにも素晴らしい反面、その後の4作はかなり無理やり感があるのに気付かされました。。。
その続編の最初が本作『続 猿の惑星』になります。完成度の高い作品の続編はやはり安易になりがちになる典型的な作品です。そもそも主演のチャールトン・ヘストンが続編作りに反対します。製作側の無理矢理な出演要求に対して、チャールトン・ヘストンは自ら演じるテイラーの出演時間をできるだけ減らし、しかもラストで死ぬことを要求したそうです。なのでチャールトン・ヘストンは最初と最後しかでてきません(笑)。
さらに一度核兵器で人類が滅亡してる前作のエンディングを超えるため、ラストは更なるバッドエンドに。。。なんともはやですね。
ただ子供の頃に凄く印象的でトラウマ的になったミュータントの人型マスクの下の造形は、今観ると怖くはないですが、そのキャラクター造形は秀逸ですね。さらに1970年度の作品なので、反戦のデモなど、当時のベトナム反戦運動の影響が随所に見られるのも興味深いです。
この後のシリーズも本作のエンディングを解消するために苦労したストーリーになってるのもまた面白く、そういう見方で鑑賞するのも一計です。
物語は。。。
猿の町を脱出し、禁断地帯に入った宇宙飛行士テイラーたちは、核戦争で壊滅したニューヨークの廃虚に辿り着きました。そこでは放射能によりテレパシーなど不思議な力を得たミュータントが、コバルト爆弾を"神"と崇めていました。。。
▪️Overview
「猿の惑星」の続編。製作は「チップス先生さようなら」のアーサー・P・ジェイコブス、製作補佐は「0の決死圏」のモート・エイブラハムズ、監督は「奴らを高く吊るせ!」のテッド・ポスト。「じゃじゃ馬ならし(1966)」のポール・デーンがモート・エイブラハムズと共同で書いたストーリーをポール・デーンが脚色。撮影は「くちづけ」のミルトン・クラスナー、音楽は「ミクロの決死圏」のレナード・ローゼンマン、メーキャップは「猿の惑星」でアカデミー特別賞をうけたジョン・チェンバース、衣装デザインは「栄光への賭け」のモートン・ハークがそれぞれ担当。出演は「ジュリアス・シーザー」のチャールトン・ヘストン、「猿の惑星」のキム・ハンター、モーリス・エヴァンス、リンダ・ハリソン、「宇宙からの脱出」のジェームズ・フランシスカス。他にポール・リチャーズ、ヴィクター・ブオノ、ジェームズ・グレゴリー、ナタリー・トランディ、デイヴィッド・ワトソンなど。デラックスカラー、パナビジョン。1970年作品。(引用:映画. com)