『続・猿の惑星』ということで前作の続きから始まるけど…。
すぐに前作の主人公テイラーは行方不明になる。
同じ頃、猿の惑星に着いたブレントは文明人(=テイラー)を探すが、猿の軍団と出会って——。
という前作と同じストーリーをなぞってゆく。
で、開始1時間ほどで前作の“あのオチ”にブレントが気付くことになる。
だから実質的に『続・猿の惑星』が始まるのはここからになるんですよね。
ほぼ意味のない時間を1時間使うのはちょっとね…。
その上、ここから急ハンドルを切るから驚き。
個人的には『猿の惑星』はギリギリありえそう、またはあってはならない未来として警告になっていたと思う。
それが今作ではもう『スターウォーズ』になっちゃってるから。
パルパティーンがフォース使っちゃってるから。
前作でギリギリ耐えていたバランスが決壊してしまったように感じた。
『猿の惑星』が好きなぶん、ちょいダークサイドに堕ちました。
フォースと共にあらんことを。