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続・猿の惑星のmikioartのネタバレレビュー・内容・結末

続・猿の惑星(1970年製作の映画)
3.4

このレビューはネタバレを含みます

猿の惑星シリーズの2作目。原題Beneath The Planet of the Apes。1作目より面白さは激減している。といってつまらない訳ではない。

古代文明=滅んだ人類文明として、今回はニューヨークの地下鉄が出てくる。この部分の探索行がめちゃめちゃイマジネーションを刺激してとても面白い。猿達との追いかけっこを短くして、もっとこの部分を掘り下げて描いて欲しかった。人類が滅んでいった過程を推測できるような異物の発見とか。

ミュータント化した人間の素顔もかなりショッキングで、何故かスケキヨを思い出してしまった。

ただプロットが単純なのと、主人公のブレントもキャラ描写が少ないので、観客が驚くであろう設定頼りの作品という印象。

核兵器を崇めるミュータント達のミサのシーンは、あ北朝鮮みたい、気持ちわるーと思った。でも核兵器に頼って世界の均衡を保ってるのが今の世界なわけで、自分達もお猿さん達に人間キモいと思われてるかもしれない。

地球が滅んじゃって、3作目どうなんの?早く観なきゃ!
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