ぬーたん

噂のモーガン夫妻のぬーたんのレビュー・感想・評価

噂のモーガン夫妻(2009年製作の映画)
3.2
期待を裏切らず、超えることもない王道ラブコメ(コメ要素少ない)
ヒュー・グラントがお約束通りの煮え切らないダメ男っぷり。
ヒュー様、流石ですw
でも、イギリスのジェントルマンらしい笑顔とスマート振りはやっぱりキュンとなる。
最近は年取ったなと思うが、8年前のギリ40代の作品だから、まだまだ若い。体はちょっとタプタプしてますがw
お相手はサラ・ジェシカ・パーカー。
ちょっと苦手なタイプ。馬面だし(本当に馬になっちゃって笑える)あまり綺麗とは言えなくて、神経質なギスギスした感じがどうもね。
NYに固執したりベジタリアンだったりという設定がピッタリだったけど。
匿う夫婦はサム・エリオットとメアリー・スティーンバージェン。
逞しくて大らかないい感じの田舎の夫婦で、主役2人を引き立てていた。
殺し屋はマイケル・ケリー。悪役が多い俳優で、海外ドラマの常連。
『ハウス・オブ・カード 野望の階段』ではケヴィン・スペイシーの片腕という重要なキャストに抜擢された。(あぁ、ケヴィン・スペイシーどうなるんでしょ?)
そんな脇役の支えもあり、王道ながらも展開が面白く、100分という短さもあり、あっという間に観終わった。
クマだの馬だの牛だの。
夜は真っ暗な道。星が輝く空。
そんなアメリカの広大な大地の片田舎ののどかな風景や、素朴で頑固な街の人々。ラストは優しくて一致団結して、ほろり。
しかし。ラストの6か月後は蛇足。
養子のことは日本人には理解し難いし、あれれ?で終わった。
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