PSYCHE

年少日記のPSYCHEのネタバレレビュー・内容・結末

年少日記(2023年製作の映画)
3.9

このレビューはネタバレを含みます

小学生で落第の国があるのか(中国?香港?)その国でなくて良かったと思ったし、
なら自分は落第していただろうし、ピアノもまともに弾けるようにならなかったし、クマと喋っていたし、漫画好きだし、でも顔も可愛くなかったからもっと絶望的存在だな。
順位があれば上位があり下位があるのはわかっている事なのにそれに属する人は出てくるのに許さない。
あーそれでもこの子は結婚し努力して教師になったんだ凄いな
でもいざとなると自分と同じ出来の悪い子が出来る事に怯えたんだ
わかるわ…

ネタバレ

私にはみなきゃいけない作品だった
ミスリードでした
叙述トリックが映像で出来るんだと思いながらも、出来のいい弟に深い影を落としたあたりからあまり人の入っていなかった劇場でもかなりの啜り泣きが…私も泣いていたけど
やっぱ死ぬしかないのかな〜と思ったし
母親の苦悩も非道も自分が見ていたお母さんだったし、死にそうな親も(秘書の愛人までいてしかも元気すぎる)許すしかなくて

ただ彼は自分を憐れみすぎてる

私の場合は他の兄弟が死んだ時はお前が代わりに死ねば良かったって親に言われて、まだ幼稚園児だった自分はどうやって死んだらいいかわからなかったし、昔だから情報ないしこんな高層の建物なかったから自分で首絞めたけど苦しくて手離しちゃって死ねなかっただけだけど、もしや私の人生も脚色したら映画なるのか⁈ってなりました。他あまりにも個人特定する事書いちゃったから消したわ…

そんなに彼は自分を責める必要があるのか、彼は彼自身を尊重出来る生き方をしていただけだし、火の粉がふりかかるのをみてみぬふりしていた子供だっただけだった。
お兄ちゃんが二段ベッドの上にきて背中から抱き抱えるくらい、お兄ちゃんはあなたを恨んでもいなかったんだよ。
私はね病死した兄弟には代われるものなら代わりたかったってずーっと思ってる。親に言われなくてもずーっと思ってたし。
でがらしの反対だね
私と映画のお兄ちゃんは。

ラストの先生が生徒を想う所は素敵
救いがある
現実にはあんな先生いないし
あー面倒くさだし
それは先生の過去、この映画の内容だからだと思うけれど、

先生は先生の人生を歩んで欲しい
これからは
可愛い奥様が許してくれるなら
っていうか子を愛するべきだった
避妊もしないで
それはあなたは人に人殺しをさせたんだよ
(青年期の顔も少年期によせたミスリード)
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