このレビューはネタバレを含みます
まず『冷静と情熱のあいだ』を思い出した。国を違えど惹かれ合い、そして時を経て…という物語に。
しかし、展開は違う。
最後にアミと行った場所を巡り、アミが語りかけてくる幻想を見るというお約束を含めて、失い、もう戻らない日々を思うと涙が出る。この思い出だけでも生きた意味があるのではないか?羨ましい。
たった一つの恋を抱えて、これからも生きていくというMr.Childrenのテーマ曲がラストに流れ、ジンワリと胸に染み入ることが、この映画の美しさの表れだと思う。
冷めた心で見ないで、ジミーとアミの心に自分の心を重ねてひっそりと見るべきだ。