霊が見えないポンコツ祈祷師のカン・ドンウォンが、イ・ソム演じる見える女の手を借りて、悪鬼・梵天と戦う。
ホラーかと思ったら、コミカルなアクションファンタジーだった。
梵天と主人公は因縁があって、昔スーパー祈祷師だった主人公の祖父が、命と引き換えに半分だけ封印してる。
なので梵天は、ある村から外へ出られない。
主人公は梵天の居場所を探し、残りの封印を完成させれば勝ち。
一方の梵天は、封印を焼く力を持つ、見える女を手に入れれば勝ち。
梵天は魔力で他人に憑依して超人化させることが可能で、主人公が封印を完成させる前に殺そうとするが、同時に一人しか操れない。
また憑依された人は、主人公の持つ魔剣で打たれると憑依が解ける。
漫画チックで荒唐無稽な話だが、半分ヒーローズジャーニー的な話は、ゲームのルールや各キャラクターの能力の枷も分かりやすい。
まあその分、物語的な深さとかは全くないのだが、梵天の魔力などに映像的な未見性もあり、なかなかに楽しく、正しいプログラムピクチュアだった。