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清作の妻のadamのレビュー・感想・評価

清作の妻(1965年製作の映画)
4.4
戦争、その影にある人々の生活と男女の愛。最後の終わり方から考えても、良い意味でお涙頂戴の戦争映画とは言えない。軸となる題材は異色に見えるが、戦時中の人間としての感情が色濃く描かれていた。アバズレ女、非国民と揶揄する村人たち。当時は村の面目を繕うために、皆が戦争を支え、歩幅を合わせなくてはいけなかった。そんな中も愛を信じ貫いた、まるで取り憑かれたような若尾文子と、同居人の乞食の無邪気さ、清作の模範生らしい生真面目さが目に染みる。男女二人だけではなくあそこに乞食のキャラクターを持ってきたのが良かった。

冒頭までは若尾文子の可愛さに眩暈がしそうで、思わず文子ちゃん、、、かわいいっっっ色っぽいっっ!!!!!と声が出ました、、、、私いちおう19歳のピチピチ女子のはずなんですが、若尾文子への興奮の仕方がもうおじさんでしてね、、、生まれ変わりたい顏は二階堂ふみと若尾文子ですよホント、、、
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