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ミーン・マシーンの5のレビュー・感想・評価

ミーン・マシーン(2001年製作の映画)
4.5
元イングランド代表のプロサッカー選手、ダニー“ミーン・マシーン”は、飲酒運転と公務執行妨害の罪で逮捕される。刑務所に搬送後所内のサッカーチームのコーチを依頼されるがダニーはこれを拒否。代わりに囚人との親善試合を約束し、看守対囚人のプライドを賭けた戦いへと発展する…
元サッカー選手という経歴を持つヴィニー・ジョーンズが主演を務めるスポーツコメディ作品。

製作陣に「ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ」や「スナッチ」などで監督だったガイ・リッチーや同二作品の製作を務めたマシュー・ヴォーンがクレジットされており、上記作品にも出演経験のあるヴィニー・ジョーンズやジェイソン・ステイサムらがキャストに名を連ねている。これらに見られるように製作陣やキャストで共通点があり、本作もそれで知り視聴した。

後半へかけての盛り上がり方は未だ視聴したことがないほどのもので、じわじわとボルテージが上がっていく感覚は本作ならではの特徴だと感じた。コメディとはいうものの、囚人達のヒューマンドラマとも観ることができ、さまざまな見方ができる作品だという印象を受けた。チームで喜びを共有し合えるスポーツの面白さを改めて感じさせてくれた作品だった。
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