｢愛し方を教えてあげたいから、私はお母さんのお母さんになりたい」
主人公の娘、ユナの唐突な集団自殺から始まる、母と娘の物語。
最初は愛情深い母として周囲から見られていた主人公だが、ユナが親しくしていたイェナ、同級生からの証言、そして集団自殺仲間の証言から、周囲の目は徐々に変化していく。
苦しかった。苦しくて苦しくて観ていられなかった。
乖離を起こし、多重人格のような発言をするユナ、自分は正しいとヒステリックに怒る主人公、親から兄と比べられて生きてきた担任、そして、過度な愛情をもらうことすらできなかった孤児のイェナ。
ラストのセリフで、救われたのは誰だったのかな。
観られなかった方もDVDが出る様なのでぜひ。
