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グレムリンのdaiyuukiのレビュー・感想・評価

グレムリン(1984年製作の映画)
4.3
チャイナタウン。発明家のランド・ペルツァー(ホイト・アクストン)は、息子へのクリスマス・プレゼントを探していた。
とある骨董屋で、ユニークな動物モグワイを見つけた。
店の老主人は、「モグワイは売り物ではない」という。
彼は老人がいなくなったすきに、老人の孫からモグワイを買い取った。
キングトン・フォールズの自宅にもどったランドは、息子のビリー(ザック・ギャリガン)にモグワイを渡し、水に濡らしてはいけないこと、太陽光線にあてないこと、真夜中を過ぎて餌を与えてならないこと、以上3つのことを守るように告げた。ビリーはモグワイをギズモと名付ける。
翌日、ビリーと仲の良いピート少年(コリー・フェルドマン)が遊びに来て、ギズモに水滴をかけてしまった。
すると気泡ができ、そこが膨張してはじけ、玉がころがり出た。
その玉もモグワイで、5匹の新しいモグワイが誕生したのだ。
その中の1匹、頭の毛の白いストライプと名付けられたモグワイには、敵意が感じられた。
ビリーは母校へ行き生物教師ハンソンに、モグワイの一匹を見せる。
ビリーの勤める銀行は、ディーグル夫人(ポリー・ホリディ)が経営していた。
ビリーは、同じ出納係のケート(フィービー・ケイツ)に惹かれていく。
ストライプたちは餌をほしがり、時計をとめていたので、真夜中を過ぎているとも知らず餌をやり、モグワイは変身をし、繭から醜悪な怪物に変身していった。
農夫のフッターマンは、外国製の車には空にすむ怪物グレムリンがいるんだと、ぶつぶついっていた。
ストライプをリーダーにした怪物たちは大繁殖して、小さな町キングトン・フォールズは占領された。
かくして平和な田舎町キングストン・フォールズは悪夢のクリスマスを迎えることになるのだ。
神出鬼没の怪物グレムリンによって、クリスマスツリーや戸棚などに隠れていて思わぬ方向から人間を襲い、街が大混乱に陥る様子を、ブラックユーモアたっぷりに描いていて、クッキーをむさぼり食ったりブルドーザーで家を壊したり信号機をいじくって交通を混乱させたり、グレムリンの暴れっぷりが悪ガキそのもので、笑えるしハラハラドキドキ出来るホラーコメディの傑作です。
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