ししまる

グレムリンのししまるのレビュー・感想・評価

グレムリン(1984年製作の映画)
2.6
スピルバーグ製作総指揮による1984年のSFコメディ。 米中西部の小さな町に住む若者ビリー(ザック・ギャリガン)はクリスマスに、父親のランダル(ホイト・アクストン)から性格温和で知的な生物「モグワイ」をプレゼントされ、ギズモと名付ける。①水にぬらさない②日光に当てない③深夜12時過ぎてエサを与えない-という飼育ルールがあったが、水で濡らしたことから5匹が生まれ、12時過ぎてからエサをヤムヤム食ったことから怪物グレムリンに変身する。ヒロイン役にフィービー・ケイツ。
グレムリンはイギリスに伝わる妖精の一種で、北米では航空機部品の納入時「飴で満足して、大事な部品に悪戯をしないで」と飴玉を同梱する習慣があるという。
スピルバーグ作品は「E.T.」など時代を感じさせないものもあるが、本作は古さを感じる。まあ40年近く前の作品だから当然ではあるが。かなり子供向けな展開で、教育テレビを見ているよう。半面、なぜビリー役を子供ではなく青年にしたのか不思議。不注意とはいえルールを守って飼わないことに少しイラッとする。どう考えてもワンコの方が可愛いでしょ。
1990年に続編「グレムリン2 新・種・誕・生」が製作された。
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