つっつー

ハングオーバー!! 史上最悪の二日酔い、国境を越えるのつっつーのネタバレレビュー・内容・結末

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このレビューはネタバレを含みます

今回は「ベガスだから」でなんでも済むベガスじゃないから前回よりは軽い空気感なくなってたけど、バンコクはバンコクで面白かった。ベガスのお祭り騒ぎの擾乱とは違って普通に物騒だね、バンコク。

ファミレスで今回はバチェラーパーティなしということにキレるフィルを複雑な目で見た。こっちとしては楽しいハングオーバーが見たいからフィルと一緒にスチュに文句言いたくなるけど、スチュからしたらそりゃもうバチェラーパーティは懲り懲りだよねと、スチュの気持ちもよく理解できる。ベガスのことは丸く収まったから振り返れば楽しい思い出とはならないのが、ちゃんと主人公達が生きてる感あっていいね。

前回のカウンティングとか、本人としてはよかれと思って薬入れたのとか、アランヤバいやつだけど悪いやつではないんじゃないかと思ってたから、部屋のあらゆるものを買ってもらってるパパへの態度と、食べた皿を下げさせたりおやつ用意させたりするママへの態度が普通にクズで笑った。前作よりもクズさがオープンになっててアランヤバい。ベガスで剥けちゃいけない皮が剥けちゃった感。

乾杯から夜明けのシーンは分かってても笑う。
ビールの栓もアランのマシュマロもきちんと警戒して、振りをきっちりしてるから、目が覚めて大変なことになってるのがめっちゃ面白い。シンプルなフリから即回収はベタだけど面白い。

顔に刺青入ってるのもオーバードーズでチャウが死ぬのも突拍子なさすぎてめっちゃ笑った。
刺青とかお尻の純潔を失うとか腕撃たれるとかチャウ逮捕とか『取り返しつかない度』が前作よりパワーアップしてて、バンコクという土地ならではのハプニングでよかった。まぁバンコク行ったことないからバンコクならではのハプニングなのか知らないけど。
テディが指なくなってたのは流石にちょっと笑えなかったけど、EDで理由判明した瞬間にめっちゃ笑っちゃった。指の間をナイフでトントンするやつ失敗して自分の指落とすとか理由がしょうもなさすぎる。テディ自分のせいじゃん!

「サルのちんちん咬みは万国(バンコク)共通だな」って翻訳ギャグが上手かった。
アランがみんな子どもに見えてるのは次回作への仕込みなのかな。