ユースケ

スーパーマン リターンズのユースケのネタバレレビュー・内容・結末

スーパーマン リターンズ(2006年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

リチャード・ドナーが関わった【スーパーマン】と【スーパーマンII/冒険篇】しか認めない違いのわかる男ブライアン・シンガーが【スーパーマンIII/電子の要塞】と【スーパーマンIV/最強の敵】をなかった事にして作り上げた本作は、【スーパーマンII/冒険篇】から5年後、クリプトン星から地球に戻ってきたスーパーマンの活躍を描いた【スーパーマンII/冒険篇】の完全な続編!

以前、予習しないで鑑賞した時は凡作だと思いましたが、ガッツリ予習して鑑賞した今回は、ジョン・ウィリアムズが作曲した【スーパーマンのテーマ】が流れるカイル・クーパーがデザインしたタイトルクレジットや【愛のテーマ】が流れるスーパーマンとロイス・レーンの空中デートなど、リチャード・ドナーの【スーパーマン】へのオマージュをはじめ、「空を見ろ!鳥だ!飛行機だ!いや、スーパーマンだ!」というラジオ版やテレビ版でお馴染みのキャッチフレーズをセリフにぶち込んだり、スーパーマンが初登場したアクション・コミックスの第一号の表紙を再現したり、スーパーマンへの愛情を感じさせる傑作だと思いました!

みどころは、人々に救いの手を差し伸べ、人々の心に希望の光を与えるスーパーマンの本質を描いた救出シーンの数々!
特に、ジャンボジェットの墜落から人々を救い、大観衆の待つスタジアムへ着陸させるスーパーマンの復帰第一戦は、9・11テロで傷付いたアメリカ国民の心に希望の光を与える素晴らしいシーンだと思いました!気の利いたセリフとロイス・レーンの気絶の再現もたまりません!

スーパーマンを演じたブランドン・ラウスも悪くないし、ジョー=エル(ちゃんとマーロン・ブランド)からスーパーマン、スーパーマンからジェイソンへ、三代続く父親と息子の物語も悪くないのに、続編が製作されなかったのは、ロイス・レーンが不機嫌過ぎたせいではなく、サイクロプスを演じたジェイムズ・マーズデンを連れ出し、【X-MEN】シリーズを途中で投げ出したブライアン・シンガーにバチが当たったに違いありません!

ちなみに、オープニングでレックス・ルーサーに遺産を騙し取られるババアは初代ロイス・レーンを演じたノエル・ニールです!