(20110804)
ウディ・ガスリー(1912－1967)の自伝をもとにした伝記映画。後半生について触れられずニューヨークへ向かうところで映画が終わっているのは元の自伝が1943年(ガスリー31歳、自伝を書くには早いがアラン・ロマックスに勧められて書いたらしい)に出版されたものだからですね。デイヴィット・キャラダインはちと面長すぎる印象はありますが概ねガスリーの印象をうまく伝えているのではないかと思います。ダストボウル(本作品中の描写も特筆すべきですかね)が猛威を振るった1930年代の社会情勢がよく見える作りになっていると思います。
