茶一郎

マイノリティ・リポートの茶一郎のレビュー・感想・評価

マイノリティ・リポート(2002年製作の映画)
3.6
『この商品を買った人はこんな商品も買っています』

 2054年のワシントン、プリコグと呼ばれる3人の予知能力者による殺人予知システムが施行されていた。ある日、犯罪予知局のジョン・アンダートンが見た犯罪予知で殺人を犯していたのは自分だった。自分が殺人を犯すわけがない。捜査をするにつれ、少数予知報告を棄却していた実態を知る。果たして自分の予知はマイノリティ・リポートなのか。
スピルバーグがSFで描く管理社会の恐怖とサスペンス。脚本は「誘拐の掟」のスコット・フランク。

 序盤の巻き込まれ型サスペンスから著しくストーリーが転換するゴチャゴチャした不思議な映画。
毎度おなじみ、スピルバーグのグロ描写。今作では『自分の眼軸をつかむ』という描写が(グログロ)

 「キャプテン・アメリカ WS」でも描かれたプロファイリング。予知を根拠にまだ犯罪をしていない人を拘束して良いのか、という管理社会への危惧。また、今作では『穢れなき者を救うこと』は、羊水のような液体に浸かり、まだ子供のように幼いプリコグを救うこととして表現されている。

 網膜情報を得て起動する街の広告や、未来の高速道路描写、特に銃(空気砲?)の装填がめっちゃカッコイイんです。