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マイノリティ・リポートのよーへのレビュー・感想・評価

マイノリティ・リポート(2002年製作の映画)
4.2
なぜか購入した映画の中で断トツに、見返すことが多い本作。結末はわかっていながら、飽きさせない演出にスピルバーグの職人芸が光る!

2054年の未来の話しだけど、今以上かそれ以上に街には企業の広告やCMが氾濫している。『 her 世界でひとつの彼女』が描いていたように、趣味や嗜好などの個人の情報がガッツリ企業側や国が掴んでいて、家族や恋人より自分のことを把握している。個人情報がダダ漏れ。 本作では網膜で個人の情報を把握して、電車や店内のありとあらゆるところで、目元でスキャンする。
「ピッ、ピッ。ピッ!!」
リアルすぎるGAPのシーン。
映像として出てきた店員が、御客の過去の購入履歴を観て、洋服を勧めてくる。
Amazon、楽天市場みたいだ!
笑うに笑えない。


スピルバーグが描く未来の世界も結局、現在と変わらないことに空恐ろしい。生まれてから死ぬまで消費し続けるって、一体、生きるって・・・

『ファイト・クラブ』で口直しか。

2002.12.50
ex.03.195
2006.3.65