監督 : スティーヴン・スピルバーグ
主演 : トム・クルーズ
共演 : コリン・ファレル
サマンサ・モートン 他
2002年のアメリカ映画。フィリップ・K・ディックの同名短編小説を原作としている。
【感想】
なんとか今年中にスピルバーグ作品をコンプリートしようと思ってるんですが、ちょっと厳しそうです💧早撮りだから本数が多いんですよね〜。
最初は公開順に見ようと思ってたのですが、近くのレンタルショップに『カラー・パープル』がなくて断念。Netflixにあった今作を先に鑑賞しました。
スピルバーグ監督とトム・クルーズのタッグでつまらない訳がないです。
『宇宙戦争』も面白かったし、2人の新作が劇場で観たいです、切実に願ってます。
トムの走り方、マジで好きなんですよね〜彼が2時間走り続ける映画があったら絶対に見ます。てか監督したいくらいです。
アガサが「runnnnnnn!」って叫んだ時に僕も心の中で「走れぇぇぇぇぇ!」って叫んでました。
原作がディックだとは知りませんでした。確かに『ブレード・ランナー』に似てるなと思う所は多々ありましたね。街並みや人間を超越した存在の在り方など通じる部分があったと感じました。
犯罪を防止できることに越したことはありませんが、劇中にもあった通り冤罪は切っても切り離せない問題だと思います。
例えば恋人と喧嘩したとします。
あまりにもヒートアップしすぎて近くにあったハサミを手にとってしまったと。そこで恋人をぶっ刺す可能性もあれば間一髪で踏みとどまって仲直りする可能性の両方が考えられます。
しかしこの場合犯罪予知システムは恋人をぶっ刺す可能性のほうだけを考えてこの人を逮捕してしまいます。もしかしたら恋人を殺さなかったかもしれないのに。
人の未来なんてわかる訳ないと僕は思ってます。世の中予期せぬことは沢山起こりますから。実際の2054年にはもっと画期的な方法で犯罪防止を推進して欲しいです。
緊張感のあるシーンが多く、目玉などのギョッとなるようなスピルバーグ要素もあって、かなりいや超絶面白い作品でした。
スピルバーグ最高!