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Deep Love アユの物語のMのレビュー・感想・評価

Deep Love アユの物語(2004年製作の映画)
3.0
ドラマ版は見たかな?あんまり覚えてません。原作は読みました。
映像化された時に感化され、時が経った今見たらどう感じるかなーと久しぶりに見ました。



当時この作品が携帯小説を人気にさせるきっかけになりました。所謂パイオニアですね。書籍化された時はなんと10万部も売れ最終的には270万部と大ヒットしました。(しかも横文字という異例の形で販売されました。)

このアユの物語では、援助交際をテーマに命や身体の大事さについて解いてます。(売春・レイプ・妊娠・薬物・不治の病・自殺・真実の愛)「ケータイ小説七つの大罪」を全て余す事無く取り入れています。「身体を売り続ける」「若さを売る」「自分の存在の価値」という意味では今でもパパ活やら何やら蔓延っているので笑い話じゃないですよねー。やり取りの金額や子犬を使った文通などツッコミ所は有りますがキャッチーだと捉えて欲しいし本質的な部分は真面目に描いています。

当時は知らなかったけど、友情出演で竹中直人が変な役をやっていて笑いました(笑)

川嶋あいの「12個の季節」は今聞いても名曲だと感じますね。ちなみにアユ以外の物語も存在したけどいまいちヒットしませんでした。
無名キャスト陣だし携帯小説は子供向けの読み物だからか、総合点数がすごく評価低いですね。笑
私は懐古的な補正も有るので点数は上乗せです(笑)

ちなみに飯島愛の実話を元にしたオダギリジョーが出演した性を売る映画も有りますが私は断然こっち派です〜。
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